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みなさまこんにちわ。
アロマ気功の上田です。
毎日寒く、本格的な冬に突入ですね。
最近インフルエンザ、コロナの陽性者が増えていますね。
予想通りですが。
そこで、免疫の事を書こうと数日前から思っていたのですが
何故だか、違う事を思いついて、中々書けませんでした。
でも、今日は大丈夫です。
今日は、コロナやインフルエンザのウイルスの事、
そして、このウイルスと戦う免疫の話しを
しっかり、お伝えします
又、ワクチンのお話も書きます。
アロマスクールのB級を受講した方は
免疫の事をしっかり学んだので、
覚えているか、思い出すかなと思います。
新型コロナウイルスとは
直径が0.1マイクロメートルと非常に小さく、
ウイルス粒子の内部には遺伝子であるRNAが
折りたたまれたように入っています。
ウイルスの表面にはSタンパク質あるいは
スパイクタンパク質と呼ばれる釘のような物が、
1つのウイルスから100本ぐらい突き出ています。
このスパイクタンパク質が人の細胞の上にある
ACE2というタンパク質と結合します。
つまり、丸いウイルスの表面を覆う様に、
釘みたいなものが100本ぐらい出ていて
人間にはこの釘みたいなものとくっ付く性質の
ACE2というタンパク質が有るのです。
このACE2は肺の上皮細胞（体表面を覆う「表皮」）
に多量に存在しています。
表皮以外にも、口の中、鼻の中の粘膜にも存在していて
血管の内側を包む細胞や脂肪細胞にも存在します。
肺の上皮細胞にこのウイルスが取り付くことが一番多いため、
主に肺炎を起こすのですね。
ウイルスが細胞の中に入るための時間はわずか10分ぐらいで、
細胞内でウイルスが増殖するには10時間ほどかかります。
1個のウイルスが細胞の中に入ると1000個ほどに増えるので、
もし1000個の細胞が感染したとすると、
1000×1000で100万個のウイルスが10時間後に
出てくることになります。
つまり、ウイルスは私たちの細胞の中で子孫を
コピーして増やしています。
ですから免疫は、細胞内で起こっている
事なので解らないのです。
解る時は、1個が1000個に増えて、細胞を壊し
他の細胞にとりつく時、細胞から出るので
そこで初めて免疫に見つかり、
免疫が動き出します。
それでは免疫の話しをしましょう。
私たちの体は2段構えの防御システムを持っています。
それが自然免疫と獲得免疫です。
病原体が体の外から中に侵入しようとすると、
少なくとも大きな3つの障壁、バリアがあります。
最初の2つの障壁は自然免疫と呼ばれるもので、
まず皮膚や粘膜に存在する殺菌物質が
病原体の体内への侵入を防ごうとします。
物理的、科学的バリアと呼ばれるものです。
しかしそのバリアに穴が開いていますと、
ウイルスはさらにその内側の層に入ってきます。
そこでは白血球（免疫）の一部である食細胞が
病原体を待っていて、病原体を食べる、あるいは
殺菌物質を作って殺します。これが自然免疫です。
反応は早いのですが、免疫記憶は持っていません。
もし、この自然免疫だけでウイルスを防げないと、
ウイルスはさらに中に入ってきます。
そうすると、自然免疫を突破した病原体に対して、
白血球の中の2種類のリンパ球、B細胞とT細胞が
主体となって抗体などを作ります。
（抗体とは、体内に入ってきた病原体などの異物を
排除するために働く「免疫グロブリン」という
タンパク質のことです）
そしてウイルスを排除する――これが獲得免疫です。
自然免疫は反応が早くても、
一度出会ったものを覚えていません。
獲得免疫は反応が遅いものの、
一度出会ったものを覚えているので、
再び同じウイルスが入ってくると
強く働いて排除します。
自然免疫は生まれた時から誰もが持っている物です。
獲得免疫は生後発達する機構で、ウイルスが侵入した時に
獲得します。
私達は2つのメカニズムを持っているために
ウイルスと出会っても容易には感染しません。
恐らくウイルスは100個、200個ぐらい来ても、
私たちはこのような免疫の仕組みを使って、
撃退することができるのです。
所が免疫の働きは感染症の防衛だけではなく、
１老化や病気の予防
・新陳代謝を活性化・機能低下や細胞組織の老化
・肌荒れやニキビなどを防ぐ美容効果。
２健康の維持
・疲労回復・病気や傷などの回復
・ストレスに強い身体を作る
・肩コリや腰痛等、身体の不調の予防、改善
３異物か胴かを判断
がん細胞、ウイルス、病原菌等、本来の自分の
細胞と違うものかを区別する。
４がんなどの予防
身体の中で変異したがん細胞を発見し
攻撃し、排除する。
等が有ります。
それでは
ワクチンについてお話します。
ウイルス感染を模した形でワクチンを接種します。
そうすると、最初に刺激を受けるのが自然免疫。
これが活性化すると、次に獲得免疫が働きます。
必ずこういう順番です。
自然免疫が活性化されると、食細胞がウイルスを殺します。
獲得免疫が働くと、少なくとも3種類のリンパ球が働きます。
一番大事なのがヘルパーT細胞という
獲得免疫の司令塔で、この細胞が例えば
B細胞に指令を出すと、B細胞がコロナウイルスに対する
抗体を作ってウイルスを殺します。
あるいはヘルパーT細胞が自分の兄弟である
キラーT細胞に指令を出すと、
キラーT細胞がコロナに感染した細胞を殺します。
これらの4つの細胞が、順番に働くとウイルスが
完全に体から排除されます。
そしてB細胞が記憶して、再び同じウイルスが進入してきても
あっという間に抗体を作り、ウイルスを撲滅します。
そして、ヘルパーT細胞が試合終了の指令を出し。
免疫の勝利、と言う事になります。
これは、免疫が正常に元気に働いている場合です。
元気に働いて貰う様に
免疫力を維持することが大事です。
そのために最も大事なことは
生活リズムを崩さないこと。
体内時計（朝散歩、朝日を浴びる）
がうまく刻むようになると、食欲が出て、
夜もよく眠れ、同時に免疫力も維持できます。
もう１つ、体を動かすことも非常に大事です。
体を動かすと骨や筋肉を使います。
実はこの免疫力の維持に大事な免疫調整物質は
筋肉と骨からたくさん作られています。
しかも運動をすることによってそれら多く
作られることが分かっています。
免疫低下はどの様な時に起こるのでしょう。
ある実験で、俳優さん達に
明るく陽気な役と
死にそうに落ち込んだ役を演じて貰いました。
朝血液の採集をして、演じ終わた夕方に
もう一度採集して調べたところ
何と、明るい役を演じた人は免疫がUPして
自殺を考えているようなネガティブの役を演じた人は
夕方には免疫力が下がっていた、という事です。
このように、ネガティブな事を考えると
７～8時間で免疫力が下がる。
逆にポジティブな事を考えると、免疫力UP
するのですね。
このように免疫力はかなり変化して
一日の中でも少しの出来事でも変化します。
免疫力は1日単位、時間単位で変化します。
楽しいことをイメージするだけで「免疫力」まで高まる不思議
心、が免疫力を左右しているのですね。
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覚えているか、思い出すかなと思います。
新型コロナウイルスとは
直径が0.1マイクロメートルと非常に小さく、
ウイルス粒子の内部には遺伝子であるRNAが
折りたたまれたように入っています。
ウイルスの表面にはSタンパク質あるいは
スパイクタンパク質と呼ばれる釘のような物が、
1つのウイルスから100本ぐらい突き出ています。
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ACE2というタンパク質と結合します。
つまり、丸いウイルスの表面を覆う様に、
釘みたいなものが100本ぐらい出ていて
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に多量に存在しています。
表皮以外にも、口の中、鼻の中の粘膜にも存在していて
血管の内側を包む細胞や脂肪細胞にも存在します。
肺の上皮細胞にこのウイルスが取り付くことが一番多いため、
主に肺炎を起こすのですね。
ウイルスが細胞の中に入るための時間はわずか10分ぐらいで、
細胞内でウイルスが増殖するには10時間ほどかかります。
1個のウイルスが細胞の中に入ると1000個ほどに増えるので、
もし1000個の細胞が感染したとすると、
1000×1000で100万個のウイルスが10時間後に
出てくることになります。
つまり、ウイルスは私たちの細胞の中で子孫を
コピーして増やしています。
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事なので解らないのです。
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それが自然免疫と獲得免疫です。
病原体が体の外から中に侵入しようとすると、
少なくとも大きな3つの障壁、バリアがあります。
最初の2つの障壁は自然免疫と呼ばれるもので、
まず皮膚や粘膜に存在する殺菌物質が
病原体の体内への侵入を防ごうとします。
物理的、科学的バリアと呼ばれるものです。
しかしそのバリアに穴が開いていますと、
ウイルスはさらにその内側の層に入ってきます。
そこでは白血球（免疫）の一部である食細胞が
病原体を待っていて、病原体を食べる、あるいは
殺菌物質を作って殺します。これが自然免疫です。
反応は早いのですが、免疫記憶は持っていません。
もし、この自然免疫だけでウイルスを防げないと、
ウイルスはさらに中に入ってきます。
そうすると、自然免疫を突破した病原体に対して、
白血球の中の2種類のリンパ球、B細胞とT細胞が
主体となって抗体などを作ります。
（抗体とは、体内に入ってきた病原体などの異物を
排除するために働く「免疫グロブリン」という
タンパク質のことです）
そしてウイルスを排除する――これが獲得免疫です。
自然免疫は反応が早くても、
一度出会ったものを覚えていません。
獲得免疫は反応が遅いものの、
一度出会ったものを覚えているので、
再び同じウイルスが入ってくると
強く働いて排除します。
自然免疫は生まれた時から誰もが持っている物です。
獲得免疫は生後発達する機構で、ウイルスが侵入した時に
獲得します。
私達は2つのメカニズムを持っているために
ウイルスと出会っても容易には感染しません。
恐らくウイルスは100個、200個ぐらい来ても、
私たちはこのような免疫の仕組みを使って、
撃退することができるのです。
所が免疫の働きは感染症の防衛だけではなく、
１老化や病気の予防
・新陳代謝を活性化・機能低下や細胞組織の老化
・肌荒れやニキビなどを防ぐ美容効果。
２健康の維持
・疲労回復・病気や傷などの回復
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細胞と違うものかを区別する。
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それでは
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筋肉と骨からたくさん作られています。
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夕方には免疫力が下がっていた、という事です。
このように、ネガティブな事を考えると
７～8時間で免疫力が下がる。
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